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「捨てる」ではなく「見送る」——ぬいぐるみとお別れするミニワーク開催
催し名:あそばなくなった古いぬいぐるみや人形を回収して、お別れするミニワーク
開催日:2026年8月23日(日)11:00〜15:00
会場:應典院 1Fロビー/参加費無料
あそばなくなったおもちゃを、どう手放すか——多くの家庭が一度は立ち止まる問いかもしれません。壊れたわけでも、嫌いになったわけでもない。ただ、こどもが大きくなって、出番がなくなっただけ。捨てるには忍びなく、押し入れの奥にしまわれたままのぬいぐるみや人形は、案外どの家にもいるのではないでしょうか。
8月23日(日)、應典院「あそびの精舎」で、そんな古いおもちゃたちとお別れをする回収会がひらかれます。所要時間は15分ほど。11時から15時のあいだ、都合のよい時間にふらりと立ち寄れる、小さなワークです。
このとりくみが独特なのは、「ただ処分する」で終わらない点です。回収されたぬいぐるみや人形たちは、回収日からちょうど四十九日後にあたる10月11日(日)、應典院の本堂で上演される「即興人形劇」の舞台に立ちます。協力するのは人形劇団クラルテの藤田光平さん。舞台をつとめたおもちゃたちは、その後、新しい家庭に譲られるか、お焚き上げで見送られる予定です。
「四十九日」という時間の区切りは、人の旅立ちを見送る仏教の作法です。それをおもちゃとの別れに重ねるところに、お寺という場所ならではの発想があるように思います。ものを「ごみ」として処理するのではなく、ともに過ごした時間に区切りをつけ、感謝とともに送り出す。こどもにとっては、大切にしてきたものと「ちゃんとさよならをする」経験そのものが、いのちや別れについて考える最初の入り口になるのかもしれません。
思い出があるからこそ手放せない——その気持ちは、大人も同じです。お子さんが小さい頃に大好きだった「あの子」を、親子で一緒に連れていく。別れの場面を家族で共有することは、家庭のなかで「ものとどう付き合うか」「別れをどう受けとめるか」を語り合うきっかけにもなりそうです。
なお、この回収会は、着なくなったこども服から僧衣をつくる8月上旬のワークショップに続く、連続したとりくみの第2弾でもあります。役目を終えたものたちを、次のかたちへと手渡していく試みが、この夏から秋にかけて、お寺を舞台に続いていきます。
参加費は無料。事前予約は告知ページのフォームから受け付けています(パドマ幼稚園やPECに通う親子は予約不要とのことです)。押し入れの扉を開けて、あの子との最後の時間を、親子でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
本イベントは應典院「あそびの精舎」の主催で開催されます。開催概要やお申込みフォーム、関連プログラムの情報は、以下の告知ページをご覧ください。 https://www.outenin.com/article/article-21535/
