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2026/8/9

ご機嫌は、つくるものではなく整うもの——教育セミナー「子どもとご機嫌な関係になるために」開催へ


催し名:教育セミナー「子どもとご機嫌な関係になるために~自律神経を通して子どもと真に出会うこと~」

開催日:2026年9月28日(月)10:30〜12:15

会場:大蓮寺 客殿

講師:藤本靖先生(環境神経学研究所株式会社代表・ボディワーカー)


朝の支度がなかなか進まない。靴下をはくだけのことに、どうしてこんなに時間がかかるのだろう。時計を見て、つい「早くして」と声が大きくなる——。子どもと暮らす日々には、そんな場面が繰り返しやってきます。あとになって、もう少し穏やかに言えたのではないかと振り返ることも、少なくないかもしれません。

このセミナーのタイトルは「子どもとご機嫌な関係になるために」。ご機嫌に「なろう」とがんばるのではなく、ご機嫌な「関係になる」。ここで手がかりとなるのが、自律神経という、からだの仕組みです。

呼吸や心拍、緊張とゆるみ。私たちの状態は、意志や心がけだけで決まるものではなく、神経の働きに深く支えられています。子どもに優しくしたい気持ちは十分にあるのに、余裕がない日ほど声が尖ってしまう。それは愛情や努力が足りないからではなく、からだが張りつめたままになっているからかもしれません。だとすれば、必要なのは「もっとがんばること」ではなく、まず自分のからだをゆるめること。がんばり方の向きを変えてくれる、そんな視点がこのセミナーには込められているようです。

講師を務める藤本靖さんは、東京大学大学院で身体教育学を修め、神経系の自己調整力を研究してきたボディワーカーです。現在は環境神経学研究所株式会社代表として、現代人の自律神経をめぐる研究とその社会実装に取り組むほか、長野県立大学大学院や早稲田大学でも教壇に立っています。もともとは政府系国際金融機関で途上国支援に携わり、その日々のなかで「心と身体の関係」というテーマに出会って研究の道へ転じたという経歴の持ち主。兵庫の天台宗寺院に生まれ育ったという背景もあり、その話は子育ての技術論にとどまらない広がりを持ちそうです。

会場となるのは、大蓮寺の客殿。天王寺のこの一帯は、寺子屋文化以来、人々が集い、教え合い、学び合ってきた土地です。畳の上でひと息ついて、自分のからだの声に耳を澄ませてみる。慌ただしい毎日から少し離れたお寺の一室は、そんな時間にふさわしい場所だといえます。

大人が自分を整えることは、自分のためであると同時に、子どもが安心して過ごせる家庭の土台をつくることでもあります。明日からの朝が、少しだけ違って見えるかもしれない。子育ての渦中にある方はもちろん、人と穏やかに関わるとはどういうことかを考えたいすべての方に、開かれた学びの機会です。


本セミナーはパドマ幼稚園教育事業部の主催で開催されます。開催概要やお申し込み方法の詳細は、**をご覧ください。